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背中のこり

2026.06.23

 

肩こりや腰痛などに比べて、背中のこりで来院される方は少ない。

 

肩や腰に比べて、運動器官としては、可動性が少なく無理な力がかかりにくいためか?

治療しても、治療後の症状の変化は少ないようである。

 

胸椎には肋骨が付いており、胸郭(鳥かご様形態をしている。)の一部のため

極端に前後左右の動きが制限される。

 

一度凝ってくると、なかなかしつこい場合があるが、鍼治療(はり治療)をすると

そのコリはとれる。

 

そのコリを長期間放っておくと、肋間神経痛を起こす事がある。

 

なぜ肋間神経痛を起こすか。

背部筋は、上からの下に付いており、つまり上下の肋骨を跨ぐように付いている。肋間神経は、肋骨の下に走っており、背部筋が凝って収縮すると、下部肋骨がその上の肋間神経を突き上げる形になる。それで神経痛を起こす。

 

収縮している凝った筋肉を緩めれば、上下の肋骨の間が開き、神経圧迫がとれつまり神経痛は消失する。

 

しかし注意しなければいけないのは、その凝りが、単なる筋肉疲労でない場合である。

 

内臓疾患による凝りである。

 

内臓筋肉反射といって、内臓の機能不全を起こすと、それに関連した背中のある部分に凝りが生じる。

何も疲れるような運動労働などしていなくて、常時重苦しい凝りが

続いている場合は、内科的検査をする必要がある。

 

心臓疾患の場合は、左の上背部

胃の疾患の場合は、左の中背部

肝臓の疾患の場合は、右の中背部

 

あたりに凝りが出やすいようである。

 

何か気になる症状がある時は、なるべく早めに、医療機関にいくことを

すすめます。