手のしびれについて
2026.08.25
手のしびれについて、よく質問を受ける。
頚腕症候群からくるしびれもあれば、手根管症候群によるしびれもある。
どちらが原因か、判断するのは、しびれが何処にあるかで判断がつく。
肘辺りから指先まで痺れがあるのであれば、頚腕症候群と判断され、
主な原因と考えられる頚部より鍼治療(はり治療)をする必要がある。
手掌部のみの痺れであれば、手根管症候群の疑いがある。
ただし手掌部のしびれ(途中の肘部に症状がなく)が、頸椎部の神経根圧迫からくる場合もあるので、
はっきりと判断しにくい。症状経過観察を慎重にしなければいけない。
どちらの症例でも、頚部から指先まで鍼治療(はり治療)すれば間違いない。
魚とりで言えば、「大きい網にかける」というやり方である。
「痛みと痺れが両方ある場合、痛みは割に改善しやすいが、しびれは
改善しにくい。」のが実情である。
頚腕症候群の痛みについて申し上げると、最初首肩辺りの痛みがやわらぎ、
徐々に、その症状改善が指先のほうに進んでいき、指先から抜ける。
例えていうならば、植木に肥料をあげても、枝先にその栄養が行き渡るのに
時間がかかる(根から茎、茎から葉や花へ)。
ダメージを受けた神経の回復も、それと同じである。
神経痛様症状の場合、症状改善にある程度の期間を要する。
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