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仙腸関節部の鈍痛

2026.08.18

 

84歳のKMさん(男性)

 

この患者さんが相談に見えた。

「昼間も具合が悪いが、一番の問題は、夜間仙骨部が疼き眠れない。

これを何とかして欲しい」

 

私「病院に行かれたんですか?」

KMさん「行きました。」

私「何と言われました?」

KMさん「治しようがない。後は手術しかない と言われました。」

KMさん「手術で治るもんなんですか?」

私「私は外科医ではないので、わかりません。

  私の想像では、無理に思えます。」

KMさん「針でなおるのですか?」

私「わかりません。仙腸関節の痛みを訴える症例は少ないです。」

 「症例経験が少ないので、結果について何とも言えません」

 「4、5回鍼治療(はり治療)をしてみて様子を観てみたらどうでしょうか?

 全く症状が変わらなければ、鍼治療(はり治療)で効果を出せないと判断

 出来ると思います。」

KMさん「では、手術したくないし、鍼治療(はり治療)をやってみてください。」

 

ということで、週2回のペースで始めましたら、夜間の鈍痛が少し和らいできた との報告。

ご本人 希望が見えてきたと、喜びの表情。

 

但し、この患者さんの場合、45年前に交通事故に遭われ、腰の手術をされており、骨盤が正常の構造位置にない為、仙腸関節に過度の無理がかかっているので、鍼治療(はり治療)で完治することは無理とおもわれる。

 

但し、日常生活で痛みの程度が下がることは、とても喜ばしい。