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顎関節症

2018.04.25

顎関節症になって困られている患者さんが時々来院されます。あたりめ(イカを干したもの。酒のつまみ)のような硬い物を長時間噛んだ後や、歯医者さんで無理に口を開けさせられた後などに、口が開けられなくなり、無理に開けようとすると顎関節の部分に痛みがくる。ほっといて治ればいいのですが、なかなか良くならない。

食べ物を噛むとき、関係する筋肉が四つあります。側頭筋、咬筋、外側翼突筋、内側翼突筋。その内、ただ噛む動作に関係するのが側頭筋と咬筋。牛が草を噛むときに顎を横滑りさせ、すりつぶすようにするのが、翼突筋。

全身のどの筋肉についても言える事ですが、疲れると硬くなり(凝ってくる)伸びなくなります。口を開ける時、側頭筋と咬筋が緩まなければいけないのに、そうはなっていない。無理に開けようとすると、顎関節に無理な力が加わる。(本来、口を開けようとした時、顎関節は亜脱臼をを起こします。これは正常な動きです。)正常な動き以上にずれようとした時、痛みが出ます。さて、この場合、治療は、どうすればよいか?硬くなった筋肉を緩めればよいわけです。側頭筋と咬筋は皮膚のすぐ下にあり、マッサージや鍼で、ゆるめるのは比較的簡単。それに比べて翼突筋、これを緩めるのが難しい。体の深いところにあり触診できない。この筋肉を緩めるのに有効なのが鍼治療。鍼が効くのです。どういうふうに鍼を刺すかは教えられません。(企業秘密ですので)  以上口をあけれない場合について述べたのですが、物を噛もうとすると痛い顎関節症もあります。この場合は、関節円板が関係している事が多い。治療法も当然変わってきます。