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膝の痛みの鍼治療(はり治療)

2026.07.09

 

膝の痛みを訴える患者さんが多い。

 

私伊牟田は、旅行が好きで、よく中国や東南アジアに行きました。

職業柄のせいか?

人々の姿勢を観察しようとする癖がある。

 

中国東南アジアの女性の足は、すらっとしている。

それに比べて、日本人、とくに中年以降の女性は、O脚(がにまた)の方が多い。

考えてみるに、これは

日常生活習慣の違いによるところが大きく関係していると思えてならない。

 

今の女性は正座を強いられる事が少ない。

それに比べて、高齢者の女性は、「行儀よくしなさい」と親に正座を強要されることが多かった。

正坐の姿位は、下腿部(膝から下の部分)を無理に内旋させる(内股)

内股で歩くと、膝が外方に行く事になり、結果O脚となる。

膝が外に開くため、下肢外側全体の筋肉や靭帯に無理がかかる。

 

ひどいO脚構造を運動療法などで、自然に治すのは、ほとんど不可能と考えられるが、

軽い初期段階であれば、日常の歩行矯正などで、かなり改善できる。

大まかに説明しますと、足の親指に体重をかけて歩くこと(足の小指側を上げる形) 膝を内側にもっていく形(X脚になるようにする)

 

O脚になると膝関節の内側が痛くなる。

大腿骨と下腿骨の接触面の内側部が擦れ合うようになり、炎症症状が

表れる。

ひどくなると、大腿骨と下腿骨の接触面を開けようとして、水が膝関節内にたまってくるという現象を起こす。(生体防御反応)

 

接触面を開ける鍼治療(はり治療)で膝の内側が改善されると、大腿骨下面と下腿骨上面の接触面が開き、水を貯める必要がなくなり、自然に水が自然吸収され、痛み自体も消失してくる。