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はり(鍼)治療に使う針の太さと長さ

2025.04.16

 

筋肉のこりに対して鍼治療がよく効く訳であるが、

何種類もある針の中から、どの針を使うか?

 

その基準は患部が浅いか深いかで判断されることが多い。

 

患部が浅いと細い針でよいが、深い所の筋肉組織に対しては、

細い針は、フニャフニャと曲がり易く、

正確に患部に刺すことが困難となる。

 

ある程度のこし(太さ)がないと正確な施術が難しい。

 

患者さんが針の刺入について感じるのは致し方ない。

 

施術者は痛くないテクニックで刺入する訳であるが、

太い針ほど感じ方が強くなってくる。

 

しかしその痛みは一瞬である。

 

「ぬかに釘」のような無感覚の針は効果が期待しにくい。

 

皮膚に貼る針(円皮針えんぴしん・皮内針ひないしん)については

逆に無感覚でなければいけない。

 

 

伊牟田